毎日の料理で最も時間がかかる作業の一つが野菜の下ごしらえ。「野菜を切るのが面倒だな」と感じている方は多いのではないでしょうか。特に千切りやみじん切りは手間がかかります。
この記事では、野菜カットの便利グッズを厳選して紹介します。適切な道具を使えば、野菜の調理時間を大幅に短縮できて、毎日の料理がぐっと楽になりますよ。
目次
野菜カットの便利グッズを使うメリット
時短だけじゃない!均一に切れる美しさ
便利グッズを使うと、均一な厚さや大きさに野菜を切ることができます。料理の見た目が美しくなるだけでなく、熱の通りも均一になるため、時短だけでなく調理の質も向上します。
手や指を切る心配が少ない
特に電動タイプの便利グッズは、手や指を切るリスクが少なく安全に使えます。包丁に不慣れな方や、お子さんと一緒に料理をする家庭にもおすすめです。
体への負担軽減
長時間の立ち仕事で腰や肩に負担がかかることも。特に毎日の料理を担当している方は、便利グッズを活用して体への負担を減らすことも大切です。
野菜を切る便利グッズの選び方
切り方で選ぶ
野菜を切る便利グッズは切り方別にいろいろな商品があります。楽にしたい作業から選びましょう。
切り方別の主な便利グッズを紹介します。
- みじん切り:フードプロセッサー、チョッパー(みじん切り器)など
- 千切り:フードプロセッサー、スライサーなど
- 薄切り:フードプロセッサー、スライサーなど
- ざく切り:キッチンバサミ、スライサーなど
- 皮むき:ピーラー
他にも「おろす」「こねる」などの機能を持った便利グッズもありますので、目的にあったものを選んでください。
機能の多さで選ぶ
野菜を切る便利グッズには、みじん切りや千切りなど切り方別の便利グッズと、いろいろな切り方ができる多機能な便利グッズがあります。
決まった切り方しかしないなら単機能でもいいですが、いろいろな料理を楽にしたいならやはり多機能な商品が便利です。
多機能な便利グッズが欲しい場合は、電動のフードプロセッサーから探すといいでしょう。種類が多いのでピッタリの商品が見つかるはずです。
電動・手動の違いは機能と価格
電動の便利グッズは多機能で高価格、手動だと安くてお手入れが簡単な傾向があります。
楽なのはやはり電動式で、量が多くても簡単に野菜を切れます。
便利さを求めるなら電動の調理器具、安さ優先なら手動の道具を中心に探してください。
お手入れの簡単さも重要なポイント
野菜を切るグッズは便利ですが、部品が細かくて洗いにくかったり置き場所に困る形をしていたりする場合があります。
手入れが大変だと、せっかく買っても使わなくなってしまう可能性が高いです。
以下のポイントに注目して選ぶと失敗が少なくなります。
- 食洗機に対応しているか
- 分解・組立てが簡単か
- パーツ数が少ないか
- 手が入りやすい構造か
買う前にネットで口コミを確認し「分解がめんどくさい」「洗いにくい」などの意見があれば、その商品のお手入れ方法を詳しく確認しておきましょう。
野菜を切る便利グッズの種類
フードプロセッサー
フードプロセッサーは千切り・薄切り・みじん切りの他、混ぜる・おろすなど多機能に使える商品です。
商品によって機能の数は違いますが、野菜の千切りや大根おろしなども簡単に作れます。
例えば、パナソニックのフードプロセッサー「MK-K82-W」なら1台7役。
1台できざむ・する・混ぜる・おろす・粗おろし・スライス・千切りができます。大根おろしや肉のミンチ、野菜の千切りもできる多機能なフードプロセッサーです。
フードプロセッサーは何にでも使える多機能な商品が多いです。
ただ、多機能な商品は付属品も多くなりやすいので、収納場所や洗いやすさも確認してください。
チョッパー(みじん切り器)
チョッパーは野菜のみじん切りに特化した便利グッズ。野菜のみじん切りをなるべく安く時短したい方に人気です。
千切りや薄切りは自分でやるけど、みじん切りだけは楽にしたい人におすすめです。
みじん切り機能のみの器具はほぼ手動タイプで、電動の場合は、機能の1つとしてみじん切りできるフードプロセッサーが一般的です。
手動のチョッパーの1つに「ぶんぶんチョッパー」があります。
ぶんぶんチョッパーは手動のみじん切り器で、引っ張るだけで簡単にみじん切りができます。
みじん切りだけでいいなら、価格も手頃で使いやすいですよ。
スライサー
スライサーは人参やキャベツ、玉ねぎなどを薄切り・千切りする便利グッズです。
刃を取り替えて、野菜の厚さを調節できるスライサーもあります。
スライサーも手動と電動のタイプがあり、手動スライサーは主に野菜の薄切りや千切りに使います。
また、通販で売っている電動スライサーは肉やパンを切るための商品が多く、野菜を切るタイプは種類が少なめでした。
野菜を薄切りや千切りにするなら電動スライサーよりも、千切り機能があるフードプロセッサーを選んだほうが、みじん切りや混ぜる機能も使えて便利です。目的にあわせて選びましょう。
キッチンバサミ
キッチンバサミは野菜だけでなく、肉や魚も切れる便利グッズ。
手軽に葉物野菜を切ったりネギやのりを小口切りしたりもできます。
包丁の代わりに使えて、まな板がいらないから洗いものも減らせます。
ただ、じゃがいも・にんじんなど根菜類や、かぼちゃのような大きいものには不向きです。
また、大量に切る場合も包丁を使ったほうが早いです。
キッチンバサミはニトリや無印、100均などに売っています。
1,000円以下で買えて場所も取らないので、1つあると便利ですよ。
もっと簡単に野菜を切る方法
手でちぎる
葉物野菜くらいなら手でちぎれば楽です。包丁もまな板も便利グッズも使いません。
見た目は不揃いになりますが、簡単に野菜を用意できます。
カット野菜を使う
カット野菜なら、自分で野菜を切る必要がありません。まるごと買うよりやや割高ですが、本気で時短をしたいなら一番おすすめで、便利グッズも切る手間もいりません。
カット野菜は生や冷凍で売っていて、スーパーやコンビニに行けば手に入ります。
ネットで買えるカット野菜の宅配サービスの一例として「イエコック」があります。
イエコックは冷・温のほか、スライス・ささがき・角切りなど切り方別にカット野菜を選べます。
料理に合った切り方の野菜を使えるから時短にピッタリ。忙しい人や野菜を切るのが面倒と感じている方におすすめです。
野菜のみじん切りや千切りが簡単に手に入るので、料理の幅も広がりますよ。