シニアの一人暮らしだと、食事の支度が大変になってきますよね。
料理や買い物ができないと、栄養バランスがとれた食事もできなくなってしまいます。
そこで便利なのが、自宅に食事を届けてくれる配食サービスです。
シニアの一人暮らし向けの食事サービスは、市区町村や民間企業などから申し込めます。
ここでは、食事サービスの特徴や選び方について解説します。
目次
市区町村のシニア向け食事サービスの特徴
シニアの一人暮らし向けとしては、市区町村の食事サービスがおすすめ。
食事を届けるときに安否確認をしてくれることがほとんどなので、一人暮らしでも安心です。
ただ、利用条件や価格、配達回数の上限などは市区町村や事業者によって違います。
例えば、神奈川県横浜市の配食サービスは「心身の状況」と「介護力」の要件を満たす必要があり、週5日まで利用できます。
秋田県秋田市の配食サービスは要介護・要支援認定の有無にかかわらず、1週間に3回まで利用できます。
かなり安く利用できるところもあるので、まずは各自治体のサイトを確かめてみてください。
社会福祉法人やNPOにも食事サービスがある
地域の社会福祉法人やNPOなどでも食事の宅配サービスを行っています。
市区町村の食事サービスと同じく、利用条件や価格がそれぞれ違うので確認が必要です。
市区町村や社会福祉法人の場合、価格は安くても安否確認が条件の場合が多くあります。
好きな食事を自分で選びたいなら、一般企業の食事サービスがおすすめです。
民間企業の食事宅配は種類が豊富
民間企業の食事宅配は、やわらかめの食事・冷凍弁当・ミールキットなど、たくさんの種類があります。
和洋中・肉・魚などメニューが豊富なので、好きな味の食事を選べます。
シニア向けの食事メニューだけでなく、子どもも楽しめる食事サービスも多いです。
中でも、シニアの一人暮らし向けの宅配弁当を探すなら「あんしん相談室‐宅配ごはん案内‐」がおすすめ。
食事制限ややわらかい食事など、目的にあった食事サービスがひと目でわかります。
まとめて資料請求もできるので、どんな食事サービスがあるか確かめてみてください。
食事サービスの選び方
食事の宅配サービスは種類が豊富で、自分にあう食事を選べます。
どんな食事サービスがいいのか、選び方のポイントを紹介します。
介護食や制限食は必要か
- カロリーや塩分の制限食
- やわらかいメニューやムース食
などを取り扱っている食事サービスがあります。
献立を考えたり、栄養を計算しなくていいので便利です。
自分の健康状態にあわせて選びましょう。
ごはんは必要か
ごはん+おかずセットの食事サービスと、おかずのみの食事サービスがあります。
「おかずのみ」のほうが価格が安くなります。
ごはんを自分で炊くなら、おかずだけでも十分です。
冷蔵か冷凍か
冷蔵や常温の食事サービスは1食ごとに届き、冷凍の場合はまとめて届くことがほとんどです。
冷凍なら冷凍庫に入れておけば、好きなときに食事できるので楽です。
ただし、冷凍庫にスペースが必要になるので、保管場所が十分にあるか確かめておいてください。
冷蔵や常温になると、毎回手渡しで安否確認をすることが多いです。
受け取る手間はありますが、なにかあったときに対応してくれるので安心です。
病気や一人暮らしで心配なら、安否確認もできる食事サービスをおすすめします。
食事宅配サービスなら簡単
冷蔵・常温の宅配弁当を探すならあんしん相談室‐宅配ごはん案内‐がおすすめです。
住んでいる地域で利用できる食事サービスがすぐにわかります。
他にも食事宅配サービスはたくさんありますが、おすすめを2つ紹介します。
手渡しで届けてもらうなら「ワタミの宅食」
毎回手渡しで弁当を届けてもらうなら、ワタミの宅食が便利です。
ワタミの宅食は冷蔵弁当の宅配サービスで、配達時に異変があれば市区町村に通報する「見守り協力」をしています。
弁当を受け取るときに様子を見てもらえるので、シニアの一人暮らしでも安心です。
ただし、見守り協力は
- 見守り協力を実施していない地域がある
- スタッフが責任や義務を負うものではない
の2点に注意が必要です。
見守りも兼ねて冷蔵弁当を届けてもらうなら、ワタミの宅食を検討してみてください。
冷凍弁当宅配の「ナッシュ」
nosh(ナッシュ)は冷凍弁当を自宅に届けてもらえるサービスです。
ナッシュのメニューは全て糖質30g・塩分2.5g以下。定期配送サービスで、1週~3週間に1度受け取るだけでいいので楽です。
一部を除いておかずのみなので、ごはんを自分で用意する必要があります。
メニューが豊富で和洋中・肉や魚など60種類以上の中から選べるので、飽きることなく続けられますよ。
食事の宅配サービスはたくさんの種類がありますので、自分の好みや使いやすさを考えて食事サービスを選んでください。